ソルトバスの液面

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電話: 06-6651-8368 第一鋼業 WEB担当 野中豊


知りたい「ソルトバス熱処理」の注意点

WEBでの熱処理ノお取り扱いは3年以上が経過しましたが、ソルトバスの知識をお持ちの方が多いことに驚いています。
今までは問合せの内容や注意事項をQ&Aとしてまとめていましたが、事前にメールでお打ち合わせをさせていただいているためか、大きな問題が起きていませんので、これからも注意点していただきたいポイントなどを紹介させて頂きます。


◎ソルトの残留と着色について
隅角部や止まり穴があると、焼入れ用の高温で溶融するソルトが残留することがあります。焼き戻し用の低温ソルトは比較的簡単に洗浄すればほとんどが洗い流されてしまいますが、硬く固着する高温用ソルトは、空冷などゆっくり冷却して焼入れすると、ネジの底部などの隅部にそれが残る可能性があります。この場合には、個別にご連絡させていただいていますが、通常のWEB熱処理の仕様では、ソルトで急冷しますので、このような例はほとんどないでしょう。しかし、微量であっても、また、有害性がないソルトであっても、残留していると好ましいものではありません。絶対に口に入れないこと、手や皮膚についたら洗いながすようにお願いします。
ソルト熱処理品は、金属光沢が失われて、黒又はねずみ色に着色します。極表面で、品物とソルトが反応していると思われますが、その層は非常に薄いので、軽くサンドペーパーなどで磨けば除去できますので、出来れば、品物の全面を磨くことで、ソルト分を完全に除去していただくのが望ましいでしょう。

◎鋭角な刃先先端やグラインダー焼け
カスタムナイフを作られる方で、機械グラインダーを用いて仕上げをされる方が多くなっているようですが、刃先を「ピンピンに」尖らせたまま熱処理を依頼される方や、青色に刃先の色が変わった品物を依頼される方がおられます。当方で手直しをしたり、割れても保証しない旨の了解を得てから熱処理するようにさせていただくことで、幸い、問題は起きていませんが、熱処理中に割れたり、その部分の硬さが低下するなどの問題が出ると作った努力が報われない事になってしまいます。素材の黒肌部分の除去とあわせて、強度加工の危険性を記憶にとどめておいていただきたいと思います。

(文責:WEB担当 06-6651-8368 野中豊)

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